Mのブログ(仮)

生まれる時代をちょっと間違えたかもしれないアイドルオタクの人生

握手券無限回収中

こんばんは。Mです。

Qlairはシングル7枚・アルバム4枚・映像2作品、それに加えて2005年に発売のベスト盤1枚、計14種の作品を残しています。
そのわりにうちには全部でCD、VHS、LDが計32枚あるという謎の現象が起こっています。
おかしい。
単純計算で1タイトルにつき2枚以上所持している計算になりますが
中でも何故か多く所持しているのがこちらです。

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4thシングル『眩しくて』
普通に生きてるだけなのに増殖してゆく。

まあそれにも理由があってですね。
このCD、当時は握手券封入だったのです。

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なので現在中古店でも、使用されなかった握手券が入ったままで売られているものがあります。
CDなんて一枚あれば十分なんですけど、握手券が入ってるとついついほしくなっちゃうんだよね……。
握手のためにCDを何枚も買う人の気持ちが今ならよくわかります。

 

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現在CDは7枚、握手券は5枚手元にあります。
「そんなもの集めてなにするんだ」って感じだけど
わたしは将来1992年に行ったらこれでQlairと5回握手するから。
Qlairの握手会は一気出し可能なんでしょうか。
それとも5ループしないといけないのかな。
メンバーに「こいつまた来た」って思われて嫌がられないか不安です。


『眩しくて』はわたしがわざわざ説明する必要もないくらい名曲ですよね。

友達の彼氏のことが自分も好きだけれど、今の関係を壊したくない。
そんなもどかしく切ない想いを歌いあげた一曲。
青春や三角関係というドロドロした言葉はどうも似合わないくらいきれいな歌だよね。

でも、どうしてもわたしはこの歌に違和感がある。
上記のが一般的な解釈だと承知の上で言うけれど、
どうもわたしには、この歌の主人公の女の子は『彼』ではなく『彼女』に恋しているように聴こえてしまいます。

「夏が近づいたね いつもの帰り道
 髪を解いて 彼女が呟いた」

まず歌い出しからして美しすぎるよね。
もうこの時点で、『私』は『彼女』の些細な仕草や言葉まで目で追っています。
すごい色っぽい目で彼女を見ている気がする(妄想)
その後、彼女と書いて『あなた』と読ませる表現も気になるところ。

ちょっとこの歌に関してはもっと考察していつか論文を提出しようと思います。


カップリングの「君住む街」は井ノ部ヒロちゃんのソロ曲です。
わたしがQlairの楽曲で一番好きな歌はこの曲です。
(まあソロ曲だから厳密的にはQlairの歌じゃないんだけれど)

この歌は歌詞にいろいろな景色が出てきます。
ヒロちゃんの歌声にのせて、頭の中で一つ一つその光景が浮かび上がる。
脳内でこの「君住む街」が構成されていく。
当然自分の知らない街なのにどこか懐かしく感じるのが不思議です。
多分聴く人それぞれに、「わたしの描く君住む街」があるんだろうな。
ヒロちゃんの透明感のある歌声に紡がれて作り上げられた世界は
わたしの頭の中ですごくキラキラと輝いています。
それでも儚さは拭えない。


「泣きたい程 あ…好きなのに」

好き「なのに」。
すごくいろんな意味を含んでいる気がする。
でもどこか言い訳じみているというか、諦めかけている感じがする。
それが一度「好きなの」と強く感情を露にするのがいいなぁ。

この歌のポイントはやっぱり台詞の部分ですよね。
わたし、この歌に出会うまで曲中の台詞は蛇足だと思っていました。
でも世界を壊すことも違和感を与えるなく、自然と入るヒロちゃんの言葉。
この歌はこの台詞部分がないと完成しないよ。ほんとに。

ピンポイントで日時が指定されている分、
聴く人間に強い印象を与えたなぁと思います。
5月4日、絶対に忘れられない日になりますよ。


なにより、この歌の一番美しいところは結末が描かれていないところだと思う。
君に会えたのか、会えたのならなんて言ったのか、大切な忘れ物は見つけられたのか。
一番肝心なところを曖昧にしたまま終わっていくのがほんとうにきれい。

その後どうなったのかは想像にお任せします、なのかもしれないけれど
このままあえてなにも想像しないのが一番きれいかもしれないね。

きれいって三文字では現せないくらいきれいで大好きな歌。
ほんとうはもっと考えていることとか、思っていることが沢山あるんだけれど
それを表現する言葉が上手く探し当てられないわ。
わりとブログで文字にするのは難しい。
そう思うとツイッターの140字は特に深く考えず呟いているんだな。

ハコムスを見に行った話と、ハコムスを見に行った話

こんばんは。Mです。
忘れないうちに参加したイベントのことを記録しておこうと思います。

先日、初めてハコムスを見に行った記事を読んでくださった方ありがとうました。
8/3に初めてハコムスを見て10日ほどが経過しましたが、その後すでに2回イベントに足を運んだことを報告します。
自分でも驚く熱量だわ。


■8/6 Tokyo Idol Festival 2016(二日目)

いつも言っているように、わたしは常に過去を生きているので
そもそもTIFというイベントが毎年行われていたことを今年初めて知りました。
職場の人との会話の中で、軽い気持ちで「社会科見学のつもりで行ってみるか」って程度のノリで参加を決める。
しかし直前になって一緒に行く予定だった人が行けなくなったので一人で行くことに。

所謂『フェス』は初めてなわたし。右も左もわからない。
まずタイムテーブルとにらめっこ。
ゆるゆる楽しむつもりが、どうせ行くなら欅坂を見てみたいとか不純なことを思いつき、人生初の始発で整理券を取りにいきました。

欅坂が好きというわけではないんですが、「サイレントマジョリティー」がめちゃくちゃ好きなんです。
Mが選ぶ2016年上半期アイドルソングで堂々の1位に輝くほど好きなので、一度でいいから聴いてみたかった。

3時半くらいに起きて、準備をして出発。
「まだ眠いね 誰だっけ 始発に乗るって言い出したの~♪」の気分でしが、
到着して待機列に並んでる時点で帰りたくなった。
もう二度とこんなことはしたくないなと思った。
暑さよりも、睡眠が足りてない感じがやばかった。ちゃんと寝ましょう。


整理券を取ったあとは、その辺ウロウロしたり、9時に開店のスタバで食事をしたりしてステージが始まる時間を待つ。
既にポケモンGOも飽きているわたし。一人なので結構退屈だった。

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小学生の頃からデジモン大好きで今でも映画見に行ってる人種なので
お台場に来ると無性にテンションが上がるね。
ここはヴァンデモンとの戦いの舞台になります。フジテレビ、ぶっ壊れます。

□DREAM STAGE ハコムス
有料エリアの前の方で観覧。
マジパン→カグヤ→じぇるの、からのハコムス。
マジパンは「ビリビリ マジカルパンチライン~♪」って曲だけ知っていたんだけどなかなか楽しそうだったし、佐藤麗奈がとても可愛かった。

人の入れ替わりで前から2列目くらいにいました。
ハコムスは白い衣装で登場。

・レモネード・キッス
・アンバランスなサマー
・海へ行こう

『夏へ急かされて』(かな?)の真っ白な衣装で彼女達が出てきたとき、なんかあまりの可愛さに泣きたくなったわ……。
決して手の込んだ派手な衣装じゃないけれど、清純っぽさが最高だった……。
わたしの好きな『アイドル』はこれだよ……。
同時に彼女達は『女優志望』アイドルなのだと思い出す。
アイドルを女優への踏み台にされているのが悔しい反面、『今』見ておかないといけないグループなんだと実感する。

MCで「おニャン子クラブさんも乙女塾さんもチェキッ娘さんもフジテレビの番組から生まれたユニットなので、フジテレビの前で歌えて嬉しい」みたいなことを言っていたような気がする。

乙女塾を基軸に考えてるから、チェキッ娘は最新感あってさっぱりわからないんだけど、
ゆーちゅーぶでハコムスの動画を見ているとなかなか歌も良さそうな感じ。
でもこれ以上アイドルの守備範囲広げるのこわいので、手を出したくないというのが本音。
『海へ行こう』は野外のステージで聴くには持ってこいの曲だ。
サビの振りも簡単で真似しやすいのもいい。
オリジナル曲はCDがないと予習も復習も出来ないので、CD化が待ち遠しいところです。

□SMILE GARDEN 欅坂
サイレント・マジョリティー』が好きすぎて、イントロが流れた瞬間「わたしは!!このために!!始発できた!!!」思った。
この曲が聴けてよかった。
でもファンの民度が低すぎてめちゃくちゃ萎えたのでこれ以上は語らないことにする。察していただきたい。
なんかムキムキのいかつい警備員みたいな人たちがいっぱいいた。

□グリーティングエリア
ハコムス特典会へ。
チェキ撮影が終わるまで待ってるとき、死ぬほど暑すぎてもう無理だと思った。
こんなキチガイな暑さの中、頑張ってくれているアイドルたちは尊敬に値するよ……。
いつもオタクのためにありがとうありがとう……。
前回はレーンごとで特典券1枚で3人と握手だったけれど、今回は1枚で全員が握手出来る。
前回以上にコミュ力が試される。
「CoCo公演の時にも来てくれてましたよね」って言ってくれた子がいて、よく覚えているなーと感心する。
この日はシャツにショートパンツにサンダル、頭にひまわり、首からタオルだったんだけど、
かれんちゃんに「服装がすごいフェスっぽい」と言われた。確かに。
こんな汗だくの手なのに、丁寧に握手してくれたアイドルたちには感謝しかない。

流石に暑すぎて死にそうだったのでダイバーシティをウロウロして涼んだあと、ちらっとDOLL FACTORYのアップアップを覗いてました。
ここめちゃくちゃ涼しかった。

□SMILE GARDEN 「DOL SUMMER JAMBOREE NEW GENERATION」
ハコムスからは美桜ちゃん・桃実ちゃんが出演とのことで見に行く。
その前にやってた放課後プリンセスがなんだかすごく可愛かった。

「このコーナーはなにするんだ?」思っていたけど、互いの持ち曲をコラボして披露とのこと。

メンバーは
・Ange☆Reve
・大阪☆春夏秋冬
・THE HOOPERS
・Party RocketsGT
・ハコイリ♡ムスメ

パティロケのショートカットの子(ハルカちゃん?)がすごく可愛かった。
THE HOOPERSは男装アイドル的なやつだろうか?すごいきれいな人がいて、女の子からの声援が飛んでいた。

全然知らないグループの良さを知れるのがこういうイベントはとてもいい。
かわいい子もいれば、かっこういいグループもあるし、普段とはまた違う一面も見れたりするんだろう。
ハコムスの曲からはおニャン子の『夏休みは終わらない』を最後に全員で歌っていました。

その後またふらふらして、井上姫月ちゃんの出ていたHOT STAGEを最後の方チラッと見に行けば、辻と矢口がいて『LOVEマシン』歌っててテンション上がった。

□SHIP STAGE 東京パフォーマンスドール
船の博物館?科学館?の近くのステージへ移動。移動量半端ない。
一度見てみたいなーと思っていた新生TPDをこの機会に見てみようと。

だいたいどのアイドルも1曲披露→挨拶・自己紹介・MC→残りの曲披露というテンプレでステージを構成してるんだけど
TPDはとにかく歌って歌って踊って踊ってってステージを作っていた。
こういうのダンサミってやつ?曲が終われば間髪入れず次の曲へ。
時間もステージもめいいっぱいに使って歌い踊るのがめちゃくちゃ格好良かった。
すごいこの日TPDのステージは印象に残った。


□SMILE GARDEN 志田新井→ハコムス
また戻ってきましたスマイルガーデン。
普段引きこもりのわりにこの日は相当がんばるわたし。

以前志田サマー新井サマーのCDをいただいて『灼熱サマー』にドはまりしたので、志田サマー新井サマーのステージもバッチリ見る。
やっぱり『灼熱サマー』はすごくいいね。聴いていて楽しい。
志田友美新井ひとみも手首が細すぎて不安になる。女のわたしの力でも余裕で折れそう。もっと食いな。

そしてこの日二度目のハコムス。

・夏に急かされて
・Let's Party Time
・なかよし
さんみゅ~とコラボ
夏色のナンシー

衣装はなんて言ったらいいの、ホルターネック?のあれ。
この衣装すごい華奢に見えるよね。かれんちゃんの髪型が可愛い。
『夏に急かされて』はすごく好きな歌なのでテンションあがります。
イントロの手首をまわす振りがいい。
『Let's Party Time』は初めて聞くけれど、サビの手拍子のところがいい。
『なかよし』もすごい好きな歌で、多分ハコムスを現すにはぴったりな歌なんじゃないかと初心者ながらに思っている。

うろ覚えだけれど美桜ちゃんが
「もっと激しいパフォーマンスをするアイドルや、盛り上がるステージを作るアイドルはたくさんいて、私達はそうじゃないけど~」
みたいなニュアンスのことを言っていたけれど
それがハコムスの良さだと思うのでこのままであってほしい。

さんみゅ~とのコラボは早見優夏色のナンシー』。
こんなところでこの歌を聴くとは。
最後のポーズが全員でハートを作っているやつで可愛かった。

その後ほんとは欅坂の整理券取っていたんだけれど
完全に午前のステージで萎えてしまって、わたしには現場の雰囲気が合わないと思ったので整理券は譲って戦地を離脱。
なんのために始発に乗ったんだと虚しくなったわ。
帰りに新橋のタワレコで「レモネード・キッス」と「さよならのプリエール」を購入して帰路へ着く。


まとめ。
まず移動量が半端なかった!めちゃくちゃ歩いた!
レンタルサイクル借りてる人、本当に賢い。
三年分くらいの汗をかいた気がする。
典型的なダンス覚えられない人間なのでわたしには振りコピは難しすぎる。
振りコピに必死になりすぎてステージちゃんと見れなくなったら元も子もない。
他のステージを見ていると最近のコールとかは難しいなぁと思った。バリエーションも多い。
あとこれは本当に見たいステージを全部見るなら単独行動が最適だね。

すごい楽しかったけど、もう始発は絶対いやだと心に誓った。



■8/13 ミュージックパークmini
ニッポン放送のイマジンイベントで開催のイベントにハコムスも出るとのことなので参加してきました。

その前に横浜のタワレコで取り置きしていた「微笑みと春のワンピース」「夏に急かされて」を購入。
もう在庫がここにしかなかったの。
わざわざ横浜まで足を伸ばしたので、レコード屋に2軒寄って、その後なんか納得いかなくて結局神保町へ。
チェキッ娘の『海へ行こう』や、Qlairの『眩しくて』(これで7枚目。握手券入ってたから)、他にもCDやレコードを買って日比谷へ。

女性は前売りが無料というなんとも有り難いイベント(しかし女性は少なかった)
ハコムスは鉄戸美桜ちゃん・菅沼もにかちゃんが欠席で6名。
スタジオは前3列分くらい椅子があって、後ろは立ち見でした。
わたしは立ち見で観覧。

・アンブレラエンジェル
・最初の気持ち
・レモネード・キッス
・告白
・Let's Party Time

衣装はセーラーのやつです。
握手会で万葉ちゃんが「動きやすい」と言っていた。
星里奈ちゃんがマリンな感じのハットを被っていて可愛かった。
桃実ちゃんの三つ編みもよかった。

美希ちゃん・桃実ちゃん以外が傘を持って登場。
この時点で「アンブレラ・エンジェルってやつかな」思ったんだけどわたしは聴いたことがなかった。
けど今調べたら、この曲の入ったレコード持っていたわ。『夢カタログ』に収録なのね。
おニャン子はその子ちゃん以外はそんなに詳しくないので勉強します。
『レモネード・キッス』は先日CDを買って頭がおかしくなるほどリピートしていました。
Cメロの星里奈ちゃんがすごくよかった。
ハコムスはこうして新メンバーにもちゃんと見せ場があるところがいい。
今日は夏曲ばかりということで、盛り上がる曲が多く楽しかったですが、
まだまだ勉強不足なので、ちゃんとカバーの原曲でも聴いてハコムスの歌を把握したい。
『Let's Party Time』の説明で「明日会社に行くのいやだなぁ〜と思ってる人、……多分みんなそうだと思うんですけど(笑)そんな人に〜」みたいに桃実ちゃんが言っていた(笑)
ここの人達はどれだけ病んでいると思われているんだ(笑)
オリジナルはやっぱり頻繁に聴いていないと曲や振りが覚えられないから、秋に出るっていうCDが楽しみなところです。

この日も特典会で握手をしてきました。
もうわたしは握手が下手すぎてだめね。もっとちゃんと喋れるようになりたい。
美希ちゃんはすごい笑顔でフレンドリーに接してくれるという印象。
そしてやっぱりかれんちゃんはいい匂いがする。
どの子も本当に対応が丁寧でありがとうありがとうって感じです。

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そんなこんなで2回目と3回目のハコムスでした。ちゃっかりCDも買っちゃったし、沢山聴こう。
すでに『レモネード・キッス』からの『避暑地の森の天使たち』はキチガイなくらいリピートしたけどね。
この2曲を同じCDにって考えた人天才だわ。避暑地でバケーションソング最高。
次は多分来月のribbonQlair公演に行けたらいいなーと思うんだけど
それとはまた別に月1定期公演というものもあるんだね……。土曜日か……うん。

 

 

アンチだったわたしがハコムスを見に行った話

こんばんは。Mです。
昔のアイドルの話じゃないんだけど、先日『ハコイリ♡ムスメ』公演を見に行った話をします。


わたしはQlairが好きすぎるが故、
"軽率に"(ここポイント)Qlairの楽曲をカバーをされることが、言葉を濁さずに書くならすごく嫌でした。

ハコムスの存在はデビューした頃から知っていて、
『昔のアイドルをカバーしている"女優志望"アイドル』っていう第一印象から
どうも「やめてくれ……」って感じだったんだよね。

 

何も知らないくせに叩くのは美しくないので、嫌いなら嫌いで、嫌いだと胸張れる正統な理由がほしい。
だから好きじゃない好きじゃない言いながらも、つい動画とか見ちゃうんだよね。
わたしが特に思い入れのある「パジャマでドライブ」に謎の寸劇が付いた時には発狂したよ。なにしてくれるんやと。


でもさーーーーーーー。オリジナル曲、いいんだよ……。
悔しいけどすごくよかった。
特に「夏に急かされて」がわたしの性癖をくすぐって仕方がなかった。

『アイドル』という存在が多様化している現代、
こんなにも『清純派』を貫いているアイドルって、実は意外と貴重な気がしてくるわけです。

今ってアーティスト路線だったり、パフォーマンス極めてるアイドルが沢山いるよ。

でもあくまでわたしが好きなのは『アイドル』なんだよね。

だからハコムスはわたしのアイドルという理想像にわりとすんなりとはまってしまった。
「オリジナルめっちゃいい……でもカバー……カバーな……」ってずっとモヤモヤしていました。
そのモヤモヤの原因を突き止めるべく、You Tubeで動画を見まくっていたら
もう素直に認めるしかなくなってきたのよ。
『わたし、好きかもしれない』と。

すっっっごい悔しかったです。
ずっと「ゆるさない……軽率にQlairカバーしやがって……ゆるさない……」なんて、
「おまえは一体何様なんじゃ」ってくらい偉そうに思っていたのに。
好きの反対は無関心っていうのはこういうことなんだろうね。
本当に興味がなければ、初めからこんなに気にしていないだろうし。


そして「とりあえず見に行ってみよう」という気持ちで
8/3の定期公演である『Respect for CoCo』を見に行きました。

当日、電車に飛び乗って秋葉原へ向かう。
AKIBAカルチャー劇場ってカルチャーZONEの上のとこかと思っていたら地下だったのね。

女性声優のイベントやライブに通い詰めた10代でしたが、
アイドルの現場は片手で足りるくらいしか行ったことがなかったわたし。
それも5、6年くらい前の話なので、最近のアイドルの現場のリアルな空気はさっぱりわからず。
こういう『劇場』に行くのも初めてでした。

サイリウムはいるのか」
「どういうノリなのか」
「15秒撮影会ってなんだ」
「整理番号とかあるのだろうか」
「公演時間はどれくらいなんだろう」
疑問しかない。

 

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わりと思いつきの行動だったのでチケットを持っていなかったので、受付で当日券を買って物販。
「特典会」の制度がイマイチわからないわたしに丁寧に説明してくださった物販のお姉さんありがとう。
特典券は物販1000円ごとに1枚。1枚で1レーン(3人)握手、2枚で2ショットチェキが撮れる。
とりあえずわたしはランダムで5枚入っているというブロマイドを2セット買って、特典券を2枚もらってみた。
「もしも公演を見て、所謂"推し"が出来たらチェキを撮ろう。そうじゃなかったら両レーンと握手をしよう」という意味での2枚。
(どうでもいいけど、『推し』って言葉は好きじゃないんだけど、ここではわかりやすくそう表現させてもらう)

わたしはライブハウスみたいなとこをイメージしていたんだけど
劇場はわたしが思っていたよりも広くて座席がある。

席は中列にもちょこちょこ開いていたけれど、新参すぎるのであまり前へ前へなんて行く勇気もなく、一番後ろの中央に席を確保。
はじまるまではずっとBGMにCoCoが鳴っていました。ここは平成初期か。

ちなみにわたしが事前学習にて一番気になっていた子は我妻桃実ちゃんです。
相変わらずアイドルをニックネームで呼べない人種で申し訳ない。


公演は『君の歌、僕の歌』『なぜ?』からスタート。
微笑みと春のワンピースのギンガムチェックの衣装で登場。

すごく失礼な感想だけれど
「思っていたよりも全然安心して聴いていられる!!」というのが素直な感想でした。クオリティ的な意味で。
あとみんなめちゃくちゃ可愛い。細い。可愛い。

誰が可愛いとかじゃなくて、ほんとみんな可愛かった。

最初のMCでリーダーの鉄戸美桜ちゃんが
「カバーさせていただいているアイドルの中でCoCoさんが一番好き」と言っていて
そうやって少しでも過去のアイドルに興味を持ってもらえるのは嬉しいものなんだなーと思いました。
カバー反対派だったくせに。手のひらの返し方かすごいなわたし。

 

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次は『雨のジェラシー』『乙女のリハーサル』『はんぶん不思議』を三曲続けて。
雨のジェラシーは撮影可能曲。
「撮影、可能曲……?」って感じだったんだけど、ファンの方が一斉に眼レフを構え出し理解。
スマホで撮ってもいいのだろうか?失礼だろうか?」と恐る恐るiPhoneを掲げるわたし。
しかし写真撮ることに必死になるとちゃんとステージが見れないと途中で断念。

次は眼レフ持参だわ。

『雨のジェラシー』では傘を持つ佇まいが美しい阿部かれんちゃんに目がいかずにはいられない。
HPの宣材写真とイメージが違うのは髪型のせいかな。

髪を下ろしていて、緩く卷いていてお嬢様なイメージ。
背が高いしスタイルいいし、すごい可愛いなーと思っていたんだけど、次の曲で事件が起きる。
はんぶん不思議』の「あなたいじわるぅ~♪」は三浦理恵子の魅力をバリバリに引き出した有名なパートですが
ここのパートを担当していたのが阿部かれんちゃんだった。
死ぬほど可愛かった。

可愛かった。すごい脳にぐわってきた。かわいかった。
ちなみにここのパートは元々は卒業した小松もかちゃんのパートだそうで(なにも知らなくてすいません)
今回から彼女が担当しているらしい。
もうすごい夢中にさせられたわ。破壊力やばかった。

そしてここで我妻桃実ちゃんが中心になってCoCoを紹介するコーナー。
デビュー年、活動期間、デビュー時の平均年齢、乙女塾についてなど基本データを紹介。
ほとんど2000年代生まれの女の子たちから、CoCoについての説明を受ける大人たちって光景めっちゃシュールだったわ。

わたしは「この子たちは一体なにを思って昔のアイドルの曲を歌っているんだろう」と思っていたんだけど
おニャン子と比較したり、「この頃はアイドル冬の時代で~」とか話していて、

一応そういう予備知識的なものを理解しているんだなーと。
美桜ちゃんの「カバーしている中でCoCoさんが好き」発言もそうだけどただ単に歌わされてるってだけではないのかね。

しかし桃実ちゃん「冬の時代」言い過ぎ(笑)

そしてわたしは「Qlairさん」という言葉にすごいそわそわしていた(笑)

そしてCoCoのアルバムタイトルは全部『S』から始まるっていう話になり、
ベスト盤は『CoCo一番!』というタイトルだって話の流れでコーナー。
「わたしのここ一番」(標記曖昧)
メンバーが自分のここが一番ってとこやものを紹介するコーナー。
わたしはメンバーの性格やらキャラをさっぱり知らなかったので
なんとなく、こういう子なのかなっていうイメージ像が形成されていく。

「次はあの髪型をテーマにした曲です」って曲ふりから『約束のポニーテール』
終わったとこで時間の関係で井上姫月ちゃんが退場。
続いて『Moonlight Express』だったんだけど、わたし今までこの歌をなんとも思ってなかったんだけど
本家じゃないとしても、目の前で歌い踊っている姿を見ながらじっくりと聴いていると
すごいいい歌だわこれ……思いました。
電車をイメージした振りもすごく可愛かった。
CoCoってコンサートビデオ見る限りこの歌あんまり歌ってたイメージないんだけど
この振りはハコムスのオリジナルなのかな??

すごい印象に残ったよーー。この振りすごくよかった。
余談ですが、帰り道にiPodでこの曲を一番最初に再生したよ。

そして最後のMCで、次の曲『夏空のDreamer』について。
この歌は瀬能あっちゃんが抜けて4人になったCoCoの最初のシングル。
小松もかちゃんが卒業したハコムスも同じ立場なので~、みたいなことを美桜ちゃんが言っていた。
リスペクト公演ってことで、そういうエピソードを交えて、少しでもCoCoのことを知った上で
歌ってくれるっていうのはCoCo好きとしても嬉しい。
結構歌詞間違えまくりな感じでぐだぐだなっちゃったところもあるけれど(初披露だとあとから知った)
そこは伸びしろということで。
こんな感じで公演は終了でした。


一通り見終えて、なんかもうさ……みんな可愛くて……。
結局わたしは特典券2枚を使って誰か一人とチェキを撮るのをやめて
2レーン、全員と握手をしてきたよ。

コミュニケーション能力皆無なわたしともちゃんと話かけてくれる女の子たち。
「初めましてですよね」「一番後ろにいましたよね」「今日は女性がいるなって見えてました」って
いろんな子から言われて、ちゃんと見てるんだなーって思った。
「そんなこと言われたら好きになるだろっ/////」っていう思春期男子の気持ちだわ。
握手会なんて久しく行ってないので何を話したらいいのかわからんくてテンパってたけど、
トップバッターだった星里奈ちゃんがすごい丁寧に話してくれたのが印象的。

この子中学2年生なんだね……大人びている……。そのうち可愛いじゃなくてきれいな子になるよ絶対。
発言が変態的で申し訳ないけれど、かれんちゃんはすごくいい匂いがした。
他のアイドルは知らないけど、みんな若いのに受け答えがすごいしっかりしていて
笑顔で対応してくれてとても嬉しかった。ありがとうありがとう。
そんなふわふわした気持ちのまま帰宅。


はじめてハコイリムスメの公演を見て。
ほんと言い方が悪くて申し訳ないけれど、正直もっとクオリティ的な意味で残念かと思っていた。
むしろ今までちゃんと向き合わなかったことを後悔している。
いざ来てみたけれど、聴くに堪えない感じだったらどうしようと思ってたけれど
CoCoの原曲が好きなわたしも安心して聴いていられた。
カバーがオリジナルを越えることはないと思っているけれど、
それでも彼女たちは自分たちのやり方で、先輩アイドルの曲を表現しているんだなーと。
以前フォロワーさんが「カバーという形でもいいから現代に歌い継いでほしい」って仰ってる方がいたけれど、そのお気持ちをはじめて理解が出来たわ。
特に今回はCoCo公演ということで、彼女達の雰囲気にCoCoの歌は合っているなと思いました。

CoCoの曲柄なのか、ハコムスの現場はそうなのかわからないんだけど
ファンの方々が盛り上がっているけれど、それでも必要以上に騒がしくなくて、
ちゃんとステージを見て聴き入ることが出来て、いい雰囲気だなと思いました。
アイドルの現場ってもっとやかましいのかと思っていたよ。

 

あと、センターというセンターはいないのかな?フォーメーションがぐるぐる変わって、それぞれに歌割りがある。それがすごくいいなと思いました。

 

見に行ってよかったなーとしみじみ思うよ。純粋に楽しかった。常にCDやレコードという媒体でアイドルは摂取しているんだけど
やっぱり過去のアイドルばっかり追いかけていたから、久しぶりに生のアイドルという存在に触れて、すごい楽しかった。よかった。

 

わたしがアイドルを好きになったきっかけが高校生の頃に動画サイトで見たCoCoの映像でした。
だからハコムスを『ちゃんと知る』ことになったきっかけがこのCoCo公演っていうのもよかったなー。

なにも知らない私がファンなんて名乗るにはまだまだおこがましいかもしれないけれど、
こそこそとまた見に行きたいです。


……と思っていた数日後、わたしはTIFで2回目のハコムスを見るのであった。
その話はまた後日。



長々とありがとうございました。

Qlairコレクション-その1-

こんばんは。Mです。

まだブログのタイトルが決まりません。

 

せっかくブログを作ったので自分の記録用という意味も含めて

所持品とか購入したものを載せていこうと思います。

 

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Qlairの音楽・映像作品たち。

シングル7作、アルバム4作、映像作品2作、それにプラスして2005年にリリースされた全曲ベストQlair Archives。

「Good bye Cybele」のβと、「Les Filles」の通常盤はまだ持っていません。

 

デビュー作の「瞳いっぱいの夏」から、最後のリリースとなったベスト「Palette」まで二年と少し。

そう思うとCDを出していた期間は短いわりに結構沢山楽曲を残してくれたんだなーと。

今度CD一枚一枚、歌のことについてゆっくり読書感想文書きたいです。

 

わたしはQlairの歌が当然好きなのですが、アートワークもすごく好きです。

その中でも特にお気に入りなのかこちら。

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吉幾三が『レーザーディスクは何者だ?』なんて歌ってたけど

もはや時代が一周して、ほんと何者だよって時代が訪れたよね。

「Good Bye Cybele」と「Noel」のLD。

 

おしゃれ。めちゃくちゃおしゃれ。

「これがアイドルのビデオか!?」って感じ。

このデザイン大好きです。

 

Qlairはサンプル盤含めて、アナログ盤が存在していない(はず)なので

このサイズはすごく新鮮です。やはり存在感あるしインテリアにも最適です。

VHSはなんか色気がないんだよなーー。

 

レア度はそんなに高いアイテムではないですけれど、わたしの特にお気に入りの品です!

VHSに比べるとLDは所持している方が少ないイメージですが、LDおすすめです。

再生する機械持ってないけど。

 

 

 

おまけ

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ほんとうはこれだけある。

なんてったってアイドルオタク

Mです。

大好きなアイドルについて、140字ではなかなか語りきれないので

ブログ作りました。よろしくお願いします。

 

初回なので一応自己紹介しておきます。

Mといいます。ツイッターは@3ctuary90aです。

ナクヨアイドル平成2年生まれの女。ただのオタク。

 

高校生の頃、動画サイトでCoCoを見て昔のアイドルに興味を持ちました。

Qlairフォーエバー。大好きです。

乙女塾里中茶美高橋由美子西野妙子、ポピンズ、パンプキン、

浅倉亜季若林加奈佐野量子水谷麻里山本理沙河合その子etc……

特に好きなアイドルソングはポピンズの「楽園の南」。

最近のアイドルの歌も気になるものがあれば聴きます。

地道にQlairの関連品を集めています。全然売ってねぇ。

 

ほかに好きなものは、ピアスとオレンジ。

趣味はドールとミシンとカメラ。

ほんとうにただのオタク。

 

今一番欲しいっていうかめちゃくちゃ探しているものは

Qlairの「Good bye Cybele」のβビデオと、CD販促のポスター類。

目撃情報ありましたらほんとよろしくお願いします。

 

 

アイドルについて特別詳しくはないけれど

好きなものについていろいろ書いていきたいです。

よろしくお願いします。