ハコムスのバスツアーに参加してきた話
こんばんは。Mです。
「ハコイリ♡ムスメ 秋のバスツアーin鴨川シーワールド」に参加してきて、これはブログにして記録しておかないとあかんやつやと思ったので久しぶりに書きます。
ハコムスのバスツアーが開催されるのは今回で4回目(泊まりでは2回目)で、わたしがファンになってからははじめてのバスツアーでした。
一泊二日で約5万円。わたしとしてはポンッと出せる金額じゃなから、参加は見送るつもりでしたが受験につきお休み中の阿部かれんさんが参加されるとのことで死ぬほど悩んで思い切って参加を決意しました。
先に言っておきますが、約5万円払った価値がありました。めちゃくちゃ楽しかったです。
10月21日、11時に東京駅から歩いてちょっとの鍛冶橋駐車場に集合。
天気は生憎の雨というか台風が接近中。本当はぱーっと晴れた日にいきたかったけど、延期・中止にならないだけよかった。
案内とともに事前に名札が届いており、そこに番号が記載されていて、今回のツアーはその番号に従って行動をする形式。
過去のツアーでは座席やグループ決めは抽選が多かったようですが、今回は全て決められていました。
一日目のバスの座席は5列目。最前列にメンバー、2列目にスタッフさんが座るのでオタク席の中で3列目。
参加者全員が揃うとメンバーが乗車する。今回参加者は74名でバスは2台。
わたしは2号車で、まず阿部かれんさん・吉田万葉さん・井上姫月さん・寺島和花さんが乗車。
「わたしたちハコイリ♡ムスメです」の挨拶と自己紹介からスタートし、しおりが配られる。
「メンバーへの質問」と「運営に対する要望・意見・愚痴」を書く用紙が挟まれていて、これは後ほど回収される。
私服チェックではそれぞれ今日のファッションポイントを。
万葉ちゃんはピンクのもこもこがポイントで、さらに髪にももこもこを付けていたそうだけど、「幼すぎる」とのことでスタッフさんに外させられたらしい(が、結局途中から着用)
スケジュール確認を含めて、しおりの自作のページを解説。
しおりは事務的な物ではなく、表紙から裏表紙まで1ページずつメンバーが手書き。記念に残って嬉しい代物。
その後はおやつチェックでそれぞれ持ってきたおやつをチェックしていました。
姫月ちゃんはベビースターラーメンのいろんな味を持ってきていた。
「それめっちゃ美味いやつ!!」という姫月ちゃん・和花ちゃんのテンションを見ているとほんと普通の学生って感じで見ていて微笑ましかった。
サービスエリア、海ほたるで休憩。はじめてきたけどなんかおもしろいところだった。
ちなみにバスツアー中は基本的にいつでもメンバーに話しかけてもOK。
メンバーはサービスエリアを自由にうろうろしていて、ファンがそれに群がる感じだった。
メンバーはそれぞれソフトクリームを買ったりスタバに並んだりしていて、最初は遠くから眺めていたのですが、お知り合いの方に「行ってきな」と背中を押されかれんさんのもとへ。
今回の目標は「かれんさんに5万円分がっつく」、だったのですが、なかなか話しかけられないわたしはご本人に「バスツアーでかれんに5万円分がっつくんでしょ?」と言われてしまった。
なんかもうこの時点でもう成仏してもいいかなと思った。
近くで見るかれんさんは、ハロウィンが近いので三つ編みのところにコウモリのヘアアクセをつけていた。大人っぽいセクシーなファッションなのに、遊び心もあってかわいい。そのコウモリになりたい。
再びバスに乗り、パーソナルクイズが行われる。
「合唱コンクールで歌った曲は?」「最近克服した食べ物は?」など、ググっても正解が出てこない、メンバーがそれぞれ自分に関するクイズを出題し、正解者は2ショットチェキ券がもらえる。
ツアー中に2ショが撮れる機会はここしかないので、狙いにいきたいところ。
手を挙げた参加者から回答者を選ぶとき「はい、○○さん」と名指しなのがすごい。
なかなか当てることが出来なかったのですが一番最後の鈴木プロデューサーが出題した「今グループ内で深刻なことは?」という問題で「学力」と答え、チェキ券をゲット。答えられて嬉しいけど答えが答えだけに素直に喜んでいいのかわからない。
その後学力の話になり、最低点数を披露するメンバー。わかちょさんは20点代が50点になったらしい。倍だね。
かれんさんは中学の頃、毎月単語などのテストがあり、上位者は張り出されるけど、いつも載っていたとのこと(落ちたらママに怒られる)
ちなみにかれんさんはバスツアー翌日テストらしい。来てくれてほんとうに感謝です。
その後カラオケコーナー。バスのカラオケが少し古めで最近の曲が入っていない模様。
姫月ちゃんが「桃色片想い」、万葉ちゃんが「異邦人」を。
普段ハコムスが歌っているカバーのラインナップ外の歌が聴けるのもこういうイベントならでは。
姫月ちゃんは「この曲を鈴木愛理さんが歌っている動画を見た」と言っていて、そうかあややとか世代じゃないもんね……。
異邦人はもはや万葉ちゃんのお母様すら生まれてない頃の歌なのかもしれない。それをさらっと歌いこなす中学2年生。
ここで海鮮料理たてやまに到着し、海鮮バーベキューをいただく。
貝類をメインに、肉や野菜などバイキング形式で好きなもの焼く形式。
座席は事前に決められていて、斜め前、隣のテーブルにかれんさんがいたけれど、少し離れていたのでなかなか会話はできなかったけど、こちらも気にかけてくれていた。
塩野虹さんがわたあめ屋さんになっていたけど、沢山人がいたので並ばず、わりともくもくと焼いて食べていた。
バスツアーの食事って言い方は悪いけど、そんなにたいしたことがないと思っていたけれどしっかりとした食事だった。
海鮮丼のサーモンが美味しかった。白米と酢飯があったのがポイント高い。
朝から降っていた雨がこの時点で一瞬止んでいて、このまま降らないことを願いながらバスへ。
江川海岸へ向かうバスではメンバーが交代。
我妻桃実さん、塩野虹さん、戸羽望実さんが乗車。
虹さんが一号車でしていたという、アンパンマンのありがたいお話を聞く。
その後カラオケでは、虹さんと望実ちゃんで「アンパンマンのマーチ」「さんぽ」「犬のおまわりさん」「大きな古時計」「とっとこハム太郎」など童謡を歌ってくれた。
とくに盛り上がったのが「アイアイ」。
塩野・戸羽「アーイアイ♪」
オタク「アーイアイ!」
塩野・戸羽「アーイアイ♪」
オタク「アーイアイ!」
塩野・戸羽「おさーるさーんだよー♪」
オタク「オレモーーー!!」
爆笑するぽにょさん。「みなさんおさるさんだったんですか?」と聞く虹さんが天使すぎる。
普段ハコムスのライブはあまりやかましくないので、珍しい光景だったし、「オレモーーー!!」という合いの手の万能さを教わった。
幼稚園の遠足の引率の先生か、歌のおねえさんのような二人が最高だった。楽しかった。
ちなみに虹さんと望実ちゃんはハイジの歌を知らないらしい。
ぽにょさんは「恋をしちゃいました」がかわいかった。あとはベリの曲も歌ってくれて、ハロプロを歌う姿が見られて嬉しかった。
江川海岸は「こんな道通るの?」ってところにあって、雨もなんだけど風も酷かった。
帰りに台風の中帰ることも考えて、行きしなに100均で買ってきたカッパを着用。レインコートなんてオシャレな言い方はできない、ただの透明のカッパ。
ここで星里奈さんと合流。里奈ちゃんはまるでフランス映画に出てくる女性のような優雅な服装と佇まいだった。美しい。
添乗員さんの案内でバスから少し歩き、撮影場所へと向かう。
江川海岸はわたしの好きな写真家の丸田祥三さんも撮影していたスポット。
一時間弱、メンバーを好きに撮影出来る。
わたしは普段特典会の15秒撮影には行かないし、公演でもほぼ撮らないので(諦めた)、こういう撮影の機会は超絶初心者。
次々とポーズを決めていくかれんさん、自然体のままその風景に溶け込むぽにょさん、雨なんて吹き飛ばす眩しい笑顔を魅せてくれる虹さん……それぞれメンバーを撮影させてもらう。
夕焼けは拝めず、雨天なのが非常に残念だけど、ノスタルジーな雰囲気の場所だからあえてこの天気の方が絵になるのかもしれない。
撮影慣れしてなさすぎて撃沈しましたが、何枚かは自分で気に入るものが撮れた。
参加者は上着やカッパで防寒や雨対策が出来るけど、メンバーは私服に傘。薄着の方もいて、寒い中本当に申し訳ないなという気持ちになったけど、嫌な顔ひとつしない。若くてもプロだ。
それぞれメンバーの傘の色や柄に個性が出ていて面白かった。里奈ちゃんは強風ですぐに傘がひっくり帰って大変そうだったけど、その反応すら可愛かった。
写真がないんだけれど、望実ちゃんのドーナツの柄の傘も可愛かった。
寒いし雨だしカメラ守らなきゃだし写真もちゃんと撮らなきゃだし、とにかく余裕がなさすぎて、せっかくきた江川海岸の光景をもっとしっかりと見ておけばよかったと少し後悔している。
バスでホテルに向かう。またメンバーが交代し、かれんさん・万葉ちゃん・姫月ちゃん・わかちょさんが乗車しカラオケタイム。
このメンバーで「アイアイ」を歌ったり、かれんさんは少し懐かしい曲なんかも歌っていて「あゝ無情」が最高だった。
万葉ちゃんよく「学生街の喫茶店」なんて知ってるな。
途中で参加者が歌ったり、参加者と鈴木プロデューサーがデュエットしたり。
「ガラスの十代」の「泣かないで『これ以上~!』のコーラスの方が素晴らしかった。オタクとは多才である。
部屋割りと翌日のスポーツ大会のグループ分けが発表され、宿泊するホテルみかづきに到着する。
部屋に荷物を置いた後、すぐに宴会へ。
女性参加者は二人だったのでぽにょさんファンの方と二人部屋だった。部屋の大きな窓から海が一望できる、全室オーシャンビューのホテルなんだけど外は真っ暗。
荷物を置いて部屋を出ると、隣の部屋から出てきた方から「浴衣着ないの?メンバー浴衣だよ」と言われ「そういうものなのか!!」と急いで浴衣に着替える。
普段着慣れないものを必死に来て、慌てて宴会場に向かうとほとんどのオタクの方は私服のままだった。
でもメンバーとおそろいみたいでちょっと嬉しい。
ここで鉄戸美桜さんが合流。改めて9人揃ったとのことで挨拶があり、まずは2ショットチェキで。
運営さんの計らいで、2ショを撮影している以外のメンバーは自由に撮影可能。
わたしはかれんさんと2ショを撮らせていただいた。
食事の座席は向かいとの感覚が広くて少し離れているけど斜め前に美桜ちゃんが。夏に髪を短くした美桜ちゃん、新しい髪型もすごく可愛い。可愛い女の子をニヤニヤと眺めながら食べる食事はおいしかった。
美桜ちゃんは糖質抜きダイエットをしているらしいけど、全然太ってないし、年頃の女の子はご飯ちゃんと食べて健康であってほしい、と言いたかったけどシャイなので言えなかった。
途中宴会芸コーナーと借り人クイズコーナーが。
宴会芸で戸羽→絵、姫月→お肉パズル、塩野→ごめんなさい忘れた、吉田→くるくる、寺島→変顔、星→千本桜を演歌風に、我妻→美桜ちゃんをお姫様だっこしながらスクワット、鉄戸→ブルゾンちえみの真似をする倖田來未のものまね、阿部→おしぼりアートを披露。
姫月ちゃんは50秒以内に完成させることか出来ず、罰ゲームに告白を。お手本は美桜ちゃん。
5回か10回か忘れたけど、ぽにょさんはスクワットは全然余裕そうで「もっといける」とのこと。
その後、借り人クイズというゲームがあり、様々な分野の問題が出題され、答えれそうな人を探して答えてもらうというゲーム。
「このトレーニングマシンの名称は?」「建築用語で"爆裂"とはなにを意味するか?」など、酒・料理・歴史・動物・音楽など様々な専門知識を様子問題が出題される。
かなり難易度が高く、正解者がなかなかでない。もはや大喜利大会のよう。
途中、望実ちゃんが20時になってしまい退室。
松田聖子の問題と、音楽記号の問題でかれんさんと美桜ちゃんに「わかる?」と聞かれたけどさっぱりわからなかった。
答えられそうなオタクを探してうろちょろするメンバーが可愛かった。
問題が出されたあと「この人だ!」と一直線に走って行く姿に、特典会などで築かれた関係性を感じた。
宴会後、メンバーは退室し、プロデューサーによる座談会が行われる。
事前に集められた参加者からの意見や質問に対し、鈴木プロデューサーが解答する。
・「4期を選んだ理由と第一印象は?」について、オリジナルメンバー以降はアイドルになりたいメンバーを選んでいるとのこと。
わかちょさんは本当に中学生らしく、出来ればこのまま垢抜けないでほしい。
虹さんは本人は英語の先生にもなりたいようだけど、できればずっとアイドルでいてほしい存在。
望実ちゃんはちゃんと出来ているからもっと自信をもってほしい。
・この春からハコイリムスメの紹介コピーに「女優志望」という説明が省かれたが、だからといって女優志望アイドルでなくなったわけではない、とのこと。
オリジナルメンバーは女優志望の方ばかりだったけれど、その後はアイドルに興味がない女の子に無理矢理アイドルをやらせるわけではなくて、アイドルになりたい子を選んでいるので、一度外しただけであり、劇団ハコムスは今後とも続けていく。
カルチャーズ以外でのワンマンライブや地方イベントについては、できるならしたい(が地方に関しては予算の都合などから難しい)
・ハコムスは例をあげるならモーニング娘。のように、メンバーが入れ替わりはあったとしても長く続くグループにしたいとのこと。「この会場を埋める」とか「武道館を目指す」とか「オリコンで1位を取る」みたいな具体的な目標はそれが掲げていないらしい。
・現在のアイドル界においてハコムスのような雰囲気のアイドルは「需要はない」とご自身で言い切っておられましたが、ほぼないのかもしれないけど必ずしもゼロではないとわたしは思う。現にわたしみたいに80-90年代が好きでハコムスに辿り着いたオタクがいるので、そのコンセプトのまま突き進んでほしいなとわたしは思う。「需要がないなら、作っていくしかない」との強いお言葉もあった。
・今後もメンバーは必要になれば追加していくが、毎年4月に無理矢理いれるわけではないらしい。メンバーの卒業に関しては、運営側から「卒業しない?」と施すことはなく、メンバー自身が決めている。
・特典会のレギュレーション等に関しては「他所がこうだから、うちもそうしようとは思わない」と。
話を聞いていて「他所は他所、うちはうち」っていう色が強いなと思った。
今は所謂「沸き」現場が多く、そういうのを求めている人も多いだろうけど、ハコイリ♡ムスメはどうかこのままハコイリ♡ムスメであってほしいなと思う。
鈴木プロデューサーの言葉を聞いて、この運営さんたちは本当に信頼できるなと思ったし、安心するところも多かった。
普段聞く機会の少ない、中の人の声を聞けて非常に有意義な時間だった。
こうして1日目が終わる。
2日目。
部屋に蚊がいて寝てる時めっちゃうるさかった。深夜に目を覚ましたら、左目の視界が半分くらい狭くて何事かと思えば瞼を蚊に刺されてしまって、朝鏡を見たら目が悲惨なことになっていた。
部屋から見える海は大荒れなのに、サーフィンしてる人がめっちゃいた。
身支度をして朝食を摂り、運動着に着替えてホテルのロビーに集合する。
ロビーではメンバーもそれぞれ運動着でバスが来るのを待っていた。ぽにょさんはセーラーズのTシャツだった。
バスは座席が変わり、7列目(オタクの中で5列目)