あの日から 愛してたの
2021年7月7日、Qlairは30周年を迎えた。
「いや、何を今更」って感じだし、もはや2021年も終わりに近づいてるわけだけど。
あの日から書いては消してを繰り返してるうちに忙しくなったりして、
気がつけば時間は過ぎてしまったんだけど、やっぱりどうしても記録しておかないといけない気がするので、5ヶ月ほど経過したけど今更これを書く。
何度も言うけど、わたしは好きになった瞬間からQlairのいない世界が当たり前だったし、これからもずっとそんな世界を生きていくつもりだった。
こればかりは努力とかお金とか気合いとかでどうこうできる話じゃないし、
タイムマシンでも開発されない限り、わたしはあの日々を生きれない。
昔のアイドルが何十年振りに再結成とか一夜限りの復活みたいなことしてるのはよくあるけど、
Qlairはそういうのは絶対しないだろうなとわたしは勝手に思っていた。
いくらファンが望んでいても、本人たちが望んでいないなら意味ないし。
3人が望んだ形が一番美しい形だと思うし。
わたしにとってはそれすら自分の知らない時代なんだけど、Qlair ArchivesでQlairは本当に終わったんだと思っていたし、
だからPaletteがレコードになったのは嬉しすぎる誤算だった。
好きでいることだけはずっと諦めない。
でもどんなに願ったって自分の人生がQlairとは交わらないことはわかりきっていて、そういう意味では全てを諦めて生きていた。
2021年7月7日、デビュー30周年の日にQlairのお二人がツイッターに現れるまでは。
奇跡って言葉は日常的に使うほど安っぽくないけど、わたしにとってそれはまさしく奇跡だった。
亜紀ちゃんが、さっちゃんが、自分のTLにいて、SNS上ではあるけれど言葉を発している。
「Qlairってほんとに存在してたんだ」
初めて感じる瞬間だった。
信じられないとか、夢みたいとか、そんなレベルの語彙力でしか語れないけど、
「そんなことある?」って感じよね。未だに不思議に思うもん。
CDとかビデオとか書籍とか誰かの記憶とか、そういう過去の存在だったQlairが
今この瞬間にいるのってすごくない?
そんなの死んでない限りは同じ世界に生きてるのは当たり前なんだけど、
この際そういう夢のないツッコミはなしにしてほしい。
ただただデビューから30年先の世界で本人たちの言葉でQlairの話が聞けるのが本当に嬉しかった。
Qlairであった日々を思い返してくれていたのが嬉しかった。
「aki」というアカウントにいいねをされて「誰だろ」と見に行った瞬間の衝撃は一生忘れないし、
さっちゃんは度々当時のことをツイートしてくれて、綴られる言葉の全てが輝いて見える。
こういう時に出てこないのが多分ヒロちゃんらしさなんだと思う。
今も昔もアイドルっていうのはすごい仕事だと思う。
当たり前だけどわたしはアイドルなんてやったことないから想像しかできない。
表だけはキラキラしていて、見えないところではどれだけ過酷な思いをしたかもわからない。
だから3人にとってあの頃がどういう記憶として残ってるのかと想像すると少し怖い。
それでもあの頃3人がQlairになって、Qlairとして生きてくれたから、
わたしは世界で一番好きなアイドルに出会うことができました。
Qlairが本当に大好きで、わたしの人生で欠かせない存在。
何年経っても本当に一番大好き。
アイドルでいてくれて、Qlairでいてくれて、本当にありがとうございます。
別にわたしの言葉なんてなんの効力もないのはわかってるけど、
あの頃3人が頑張ってくれたから、人生が彩られた人間が確かにここにいます。
わたしは何もできないけど、なんかもう、ほんとどうか三人とも、
これからも健康に幸せに生きてくださいと願うばかりよ。
「努力は必ず報われる」みたいな言葉は嫌いなんだけど、
近年の自分の経験からつくづく感じるのは
「生きてるとたまに信じられないくらいすごいことが起こる」ということです。
だから!わたしはやっぱりもうちょっと諦めたくないーーー。
絶対いつかちゃんとQlairに会いたい。
それまであともう少しだけ悪あがきしていきたいと思う。お願い神さま!